名古屋市北区の制作会社、アイビーネットでは、SEO対策にも積極的に対応しています。SEO対策で最も重要なことは「コンテンツ群の質を上げること」であると考えています。いかにユーザーに対し有益なコンテンツを提供できるかを考慮し、自然なSEO対策を心がけています。
技術的なSEO(テクニカルSEO)は、制作時の基本業務として行います。
コンテンツSEOは、内部施策(内部対策)の要
GoogleがRankBrain(ランクブレイン)を導入し、コンテンツSEOの時代に
過去には、キーワードの詰め込みや不自然な被リンクなど様々な方法でSEO対策が取られてきましたが、Googleが2015年にRankBrain(ランクブレイン)を導入以降、SEOの情勢は大きく変化を遂げています。
RankBrainとは、検索クエリとWebページやブログのコンテンツ内容との関連性を判断するAI(人工知能)ベースの検索アルゴリズムのことです。
情報を探しているユーザー入力する検索クエリの意味を理解し、機械学習によって世界中のホームページから最適なページを選び出して検索結果に表示させています。これによって、ホームページに掲載するコンテンツの内容がより重要視されるようになりました。
その結果、ユーザーにとって知りたい情報をすぐに知れるようになり、有益な情報を提供しているWebサイトが上位に表示されるようになってきています。
ユーザーにどれだけ有益なコンテンツを提供できるかが、現在でも通じる最も大切な対策といえます。
RankBrain(ランクブレイン)とは
“RankBrain is an algorithm learning artificial intelligence system, the use of which was confirmed by Google on 26 October 2015. It helps Google to process search results and provide more relevant search results for users.”
“RankBrainは、2015年10月26日にGoogleによって使用が確認された人工知能システムを学習するアルゴリズムです。Googleが検索結果を処理し、ユーザーに関連性の高い検索結果を提供するのに役立ちます。 2015年のインタビューで、GoogleはRankBrainがランキングアルゴリズムの第3の最も重要な要素であるとコメントしました。”
(引用:Wikipedia https://bit.ly/2hWVYaA)
E-E-A-T。Googleの評価基準で重要な4要素
コンテンツSEOではユーザーニーズに合致したコンテンツが求められるようになりました。Googleはその評価にE-E-A-Tという評価軸を持っています。
E-E-A-Tとは、経験(Experience)・専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)の頭文字を取った言葉です。
経験(Experience)
実体験に基づいて書いているかどうかを評価する基準が経験(Experience)です。
専門性を示す業務上の経験のことというよりも、企業ホームページや採用サイトに掲載するスタッフコラム記事などに、日常生活や人生におけるスタッフ個人的な経験について主に記述されている、実体験や経験の量や質を表すものです。継続して掲載することにより大きな価値が生まれます。
専門性(Expertise)
その分野における知識やスキルを持っているかどうかを評価する基準が専門性(Expertise)です。
企業ホームページや採用サイトで制作するコンテンツが、その業界での事業、製品やサービスで持っている専門知識や経験・スキルを持っているかどうかを指しています。
コンテンツを制作する際の注意点としては、専門性を損なうほどに分かりやすく編集を行ってしまうと、Googleからの評価を損ねる可能性があるということです。実際の読み手の分かりやすさ(読みやすさ)と専門性のバランスが重要です。
権威性(Authoritativeness)
特定のジャンルにおいてどれだけ優位性を持ち、認知されているかを評価する基準が権威性(Authoritativeness)です。
サイトやコンテンツがそのトピックや業界でどれくらい認められているかを指します。業界内で有名な賞を受賞している、著名な人物に認められている、などが挙げられます。
信頼性(Trustworthiness)
サイトに書かれているコンテンツの正確さ・正直さ・安全性・信頼性を判断する基準が信頼性(Trustworthiness)です。
「信頼性」の評価は「経験」「専門性」「権威性」によって影響され、コンテンツの内容に応じて求められる水準や評価ポイントも異なります。しかし、すべてのホームページで共通していることもあります。
- コンテンツのオリジナル性が高い(記事・写真・図表)
- Webサーバーが、SSL(HTTPS)化されている
- 運営者情報(企業情報・規約・ポリシー)などが明確に開示・記載されている
- Googleビジネスプロフィールに登録する
検索クエリを読んで、最適なコンテンツやキーワードを検証
検索クエリからユーザーにどのようなコンテンツが好まれているかを検証することも大切な対策の一つです。検索クエリによっては、Google MAPが表示される、YouTube動画が表示される、まとめサイトが表示されるなど様々です。
このような検索結果もしっかりと把握し、コンテンツ設計を行うことも重要な対策のひとつであると考えています。
制作したコンテンツをつなげる、トピッククラスター
ある特定のトピックについて包括的に扱う親ページ(ピラーページ)と、そのトピックに関連する詳細な情報を扱う子ページ(クラスターページ)を合わせてひとつのグループとします。そのグループ内で、親子関係を内部リンクで結びつけていくSEO手法がトピッククラスターです。
高品質なストック型のコンテンツを大量に持っているホームページや、競争が激しいキーワードで上位表示を狙う場合に適しています。
テクニカルSEOは、制作過程でしっかりと対応
テクニカルSEOは検索エンジンに向けた技術的な内部SEO対策であり、検索エンジンがサイトをより正しく評価できるよう施策を行うことです。各施策をホームページ制作段階から正しく設計・計画して制作を進めています。
- URLのリンク切れをなくす
- 適切なメタ要素(title、description等)を設定する
- 適切なhタグ(h1、h2等)を設定する(構造化マークアップを行う)
- XMLサイトマップを作成する
- わかりやすいURLを設定する
- URLを正規化する
- ホームページのリニューアル時に、正しくリダイレクトを行う
被リンクSEO:ページの権威性を高める
検索エンジンがコンテンツを評価する基準のひとつとして、被リンクが重要視されています。被リンクとは、外部サイトから自分のWebサイトへ向けられたリンクのことです。
被リンクはページランクと密接に関係しているため、多くの「良質なコンテンツ」から被リンクを受けることがSEOにおいて重要となります。
- プレスリリースを発信し、メディアに取り上げられる
- 自社のSNSに投稿することにより拡散してもらう
- 外部認証を取得した場合、認証機関にリンク設置する
SEO対策のまとめ
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化と呼ばれ、自社の企業ホームページや採用サイトなどのオウンドメディアを、Googleを中心とした検索エンジンに検索順位を上位表示するための対策です。
検索するユーザーのニーズに応える良質なコンテンツをベースとして、そこに関連するページ群を掲載することが大切です。
コンテンツSEOはお客様と共に取り組み、技術的な側面(テクニカルSEO)については、プロであるアイビーネットにお任せください。ホームページのリニューアル制作時に最適な施策を行います。