カーニングでデザインの印象は大きく変わる!

Writer:Asai (20.10.15)

カーニングとは、「字詰め」のことを指し、デザインにおいては、非常に重要な要素です。まずは、こちらの画像を確認してください。上段はカーニング有、下段はカーニング無のテキストです。
上段はまとまった印象がありますが、下段は文字間の間隔が気になったりしませんか?このように、カーニングの有無では、大きく印象が変わってきます。

カーニングは必須で行う

句読点のカーニング

上段がカーニング有、下段がカーニング無の文体です。
これを見てもらうと、句読点の後ろのスペースに違いが見えると思います。カーニングを行わないと、全角入力分のスペースが出来てしまいます。そのため、上段のようにカーニングを行うことで、余分なスペースを排除し、まとまった文体にすることが出来ます。

ひらがなのカーニング

上段がカーニング有、下段がカーニング無の文体です。
これを見てもらうと、カーニング無では、全体的に文字間のスペースが空いていることがわかると思います。一方で、カーニング有の場合は、余分なスペースが排除されているため、まとまった文体に見えると思います。

このように、カーニングの有無では、大きく印象が変わります。そのため、カーニングをしっかりすることはデザインにおいて重要なポイントです。

簡単にカーニング設定を行う

イラストレーターやフォトショップには簡単にカーニング設定を行える方法があります。それが「文字間のカーニング設定」をオプティカルやメトリクスにする方法です。この設定をすることで、基本的な文字詰めはカンタンに設定することができます。しかし、細かい部分については、自分でカーニングを行い、バランスを取るようにすることが大切です。

カーニングをしているかどうかは、よく見られるデザインのポイントですので、丁寧に作業することが大切です。

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